FINBRIDGEFIELD NOTES
同じお金に、国ごとの体温がある。並んだ温度計が、それぞれ違う高さを指している。Q.10

金利は、なぜ国ごとに違う?

同じお金に、国ごとの体温がある。

同じ月に、金利を上げる国も、下げる国も、据え置く国もある。目指す物価の目標と、いまの物価。その二つが、国ごとの金利の「体温」を決めている。

30秒要約

五つの国と地域の、体温。

同じ時期でも、政策金利の水準はこれだけ違う。

13.75%

ブラジルの政策金利(2026年9月17日から)

この記事で並べた中で最も高い。ユーロ圏の預金金利は2.50%。

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並べた数字

ブラジル13.75%(2026年9月17日から)[1]、南アフリカ7.25%(2026年9月)[2]、インド5.25%(2026年8月5日に据え置き)[3]、米国3.75〜4.00%(2026年9月16日)[4]、ユーロ圏の預金金利2.50%(2026年9月16日から)[5]。

政策金利の名前と決め方は国ごとに違う。ここでは各中央銀行が主な政策金利として発表しているものを並べた。

目指す体温が、違う。

中央銀行が目標にする物価の上昇率は、国ごとに違う。

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物価の目標

ユーロ圏は中期で2%[5]、米国は2%を目標とする[4]。ブラジルは3%(上下1.5ポイント)[6]、南アフリカは3%(上下1ポイント)[2]、インドは4%(上下2%)を目標にしている[3]。

いまの体温も、違う。

物価がいま目標からどれだけ離れているかで、金利を動かす向きが変わる。

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物価の見通し

欧州中央銀行は、中東の紛争が物価を押し上げ、2026年の物価上昇率を3.0%と見込んで金利を上げた[5]。米国の連邦準備制度も、物価が高いままだとして金利を上げた[4]。

上げる国、下げる国、止まる国。

同じ時期でも、金利を動かす向きはばらばらだ。

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2026年9月前後の動き

米国は9月16日に0.25ポイント上げ[4]、ユーロ圏は9月10日に0.25ポイント上げを決め[5]、南アフリカも9月に上げた[2]。ブラジルは14.00%から13.75%に下げ[1]、インドは8月5日に据え置いた[3]。

この先を読むための、目盛り。

国ごとの金利を読むための目盛りを置いておく。

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目標との距離

いまの物価が、それぞれの目標からどれだけ離れているか[2][3][4][5][6]。

次の会合

各中央銀行の次の金利の会合の日程。

動く向き

上げる、下げる、据え置く。その向きがそろうか、ばらけるか。

これは投資の助言ではない

この記事は金利の違いの仕組みを説明するもので、特定の通貨や商品の売買を勧めるものではない。数字は2026年9月26日の確認で、その後に変わることがある。

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出典