FINBRIDGEFIELD NOTES
買値と売値のあいだの、細い隙間。二本の平行な線と、そのあいだの細い光。Q.11

スプレッドって何?

買値と売値のあいだの、細い隙間。

通貨を買う値段と、売る値段。そのあいだには、いつも細い隙間がある。隙間の幅は、場所と時と相手で変わる。だからここでは、数字ではなく仕組みを覚えてほしい。

30秒要約

値段は、いつも二つある。

通貨を買う値段と、売る値段。そのあいだの差がスプレッドだ。

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二つの値段

両替の窓口や外国為替の取引では、あなたが買うときの値段と、売るときの値段が別に示される。買うときのほうが高く、売るときのほうが安い。その差がスプレッドと呼ばれる。

すぐに買って、すぐに売り戻せば、その差の分だけ手元は減る。

隙間の中に、あるもの。

隙間には、取引を引き受ける側の対価が含まれている。

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行動規範の説明

世界の外国為替の市場の行動規範(FX Global Code)[2]の原則14は、取引の価格に含まれうる上乗せを、引き受ける側が負うリスク、かかる費用、提供するサービスへの対価だと説明している。そして、その上乗せは公正で妥当であるべきだとする[1]。

相手が違えば、値段も違う。

同じような取引でも、客によって値段が違うことがある。

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開示すること

同じ規範は、最終の価格に上乗せが含まれうること、同じような取引でも客によって値段が違いうること、上乗せを決める要因(取引の中身、客との関係、運営の費用など)を、客にわかるように示すことを求めている[1]。

隙間は、広がったり縮んだりする。

市場の状況や、需要、費用によって、隙間の幅は変わる。

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一つの数字にしない理由

同じ規範は、客に示す価格は、市場の状況などを考えて公正で妥当であるべきだとしている[1]。世界の情勢、店や会社ごとの需要と考え方、費用によって、隙間の幅は変わる。

だからこの記事では、具体的な数字を並べない。数字は、取引のときにその場で確かめるのが、いちばん正確でわかりやすい。

取引の前に見る、目盛り。

隙間を読むための目盛りを置いておく。

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二つの値段

買う値段と売る値段が、両方示されているか。

そのときの幅

いま、この瞬間の差がいくらか。時間や状況で変わる[1]。

上乗せの説明

価格に上乗せが含まれうることや、その決め方が説明されているか[1]。

これは助言ではない

この記事はスプレッドの仕組みを説明するもので、特定の会社やサービスを勧めたり比べたりするものではない。

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この記事で言えないこと

出典