スプレッドって何?
買値と売値のあいだの、細い隙間。
通貨を買う値段と、売る値段。そのあいだには、いつも細い隙間がある。隙間の幅は、場所と時と相手で変わる。だからここでは、数字ではなく仕組みを覚えてほしい。
30秒要約
- 両替や外国為替では、買う値段と売る値段が別に示される。その差がスプレッド。
- 国際的な行動規範(FX Global Code)は、価格に含まれる上乗せは、リスク・費用・サービスへの対価であり、公正で妥当であるべきだとしている。
- 隙間の幅は、市場の状況、相手、取引の中身、費用によって変わる。具体的な数字は、取引のときに、その場で確かめるのがいちばん正確だ。
値段は、いつも二つある。
通貨を買う値段と、売る値段。そのあいだの差がスプレッドだ。
深く読む
二つの値段
両替の窓口や外国為替の取引では、あなたが買うときの値段と、売るときの値段が別に示される。買うときのほうが高く、売るときのほうが安い。その差がスプレッドと呼ばれる。
すぐに買って、すぐに売り戻せば、その差の分だけ手元は減る。
隙間の中に、あるもの。
隙間には、取引を引き受ける側の対価が含まれている。
相手が違えば、値段も違う。
同じような取引でも、客によって値段が違うことがある。
深く読む
開示すること
同じ規範は、最終の価格に上乗せが含まれうること、同じような取引でも客によって値段が違いうること、上乗せを決める要因(取引の中身、客との関係、運営の費用など)を、客にわかるように示すことを求めている[1]。
隙間は、広がったり縮んだりする。
市場の状況や、需要、費用によって、隙間の幅は変わる。
深く読む
一つの数字にしない理由
同じ規範は、客に示す価格は、市場の状況などを考えて公正で妥当であるべきだとしている[1]。世界の情勢、店や会社ごとの需要と考え方、費用によって、隙間の幅は変わる。
だからこの記事では、具体的な数字を並べない。数字は、取引のときにその場で確かめるのが、いちばん正確でわかりやすい。
取引の前に見る、目盛り。
隙間を読むための目盛りを置いておく。
次の問い
NEXT QUESTION持ち越した夜に、つく値札。NEXT QUESTION封筒は、届くまでに軽くなる。FIELD NOTESの表紙棚を見る →この記事で言えないこと
- 会社や通貨ごとのスプレッドの具体的な数字。状況で変わるため、あえて載せていない。
- 国ごとの、スプレッドの表示の法律の決まり。