FINBRIDGEFIELD NOTES
同じ1ドルが、少しずつ軽くなる。一枚のお札が、少しずつ小さくなっていく様子。Q.16

インフレって何?

同じ1ドルが、少しずつ軽くなる。

財布の中の1ドルは変わらないのに、買えるものが少しずつ減っていく。物価が上がるとはどういうことか。数字で重さを量る。

30秒要約

1ドルが、2ドル近くに。

26年あまりで、同じ買い物に必要なお金は約2倍になった。

$1.98

2000年1月の1ドルと同じ買い物に、2026年8月に必要な額

米国の消費者物価で計算。国によって違う。

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米国の物価

米国労働統計局の消費者物価指数は、2000年1月が168.8、2026年8月が334.980だった[1]。

この比から、2000年1月の1ドルの買い物には、2026年8月に約1.98ドルが必要になる。逆に言えば、今の1ドルで買えるのは、2000年1月の約半分だ(取材側の計算)。

1年で、3.4%。

米国の物価は、この1年で3.4%上がった。

3.4%

米国の消費者物価の、1年間の上昇(2026年8月)

季節の調整をしない指数で計算。

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この1年

米国の消費者物価指数は、2025年8月の323.976から、2026年8月の334.980に上がった。上昇は約3.4%だ(取材側の計算)[1]。

世界の見通しは、4.7%。

IMFは、2026年の世界の物価の上昇率を上方修正した。

4.7%

IMFが見込む、2026年の世界の物価の上昇率

2026年7月の見通しで、確定した値ではない。

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世界の見通し

国際通貨基金(IMF)は2026年7月、世界の物価の上昇率の見通しを、2026年について4.7%に引き上げた。2024年の初めから続いていた物価の落ち着きが止まったと説明している[2]。

国によって上昇率は大きく違う。ここで示すのは世界全体の見通しだ。

半分の重さになるまで。

物価の上昇が続くと、お金の価値が半分になる時期を目安で計算できる。

約21年

年3.4%の物価の上昇が続いたとき、お金の価値が半分になるまでの目安

同じ上昇率が続くと仮定した、72の法則での計算。

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72の法則

72を年の割合で割ると、倍になるまでのおおよその年数が出る[3]。物価が年3.4%で上がり続けると、72 ÷ 3.4 で約21年。そのころには、同じお金で買えるものが約半分になる(取材側の計算。厳密には約20.7年)。

実際の上昇率は年ごとに変わる。これは仕組みを見るための目安だ。

物価を読む、目盛り。

インフレを読むための目盛りを置いておく。

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1年の上昇

住む国の物価が、この1年で何%上がったか[1]。

世界の見通し

IMFなどの見通しが、どちらへ修正されたか[2]。

お金の重さ

上昇が続いたとき、お金の価値が半分になるまでの目安[3]。

これは助言ではない

この記事は物価の仕組みを説明するもので、特定の投資や通貨の売買を勧めるものではない。

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この記事で言えないこと

出典