国の借金って何?
国もまた、未来から借りている。
国は税金だけでなく、借金でもお金を集める。その借金は、世界の経済の大きさに迫っている。国の借金が、なぜ私たちの暮らしに関わるのかを見る。
30秒要約
- 国は、税金で足りない分を、国債などの借金で集める。
- IMFによると、世界の政府の借金は2025年にGDPの94%弱。2029年には100%に達する見込み。
- 借金が増えると利払いも増え、ほかの支出に回せるお金が減ることがある。
税金で、足りない分。
国は、借金でもお金を集める。
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国の借り方
国は、集めた税金よりも使うお金が多いとき、国債などを出して借金をする。国債は、国にお金を貸す「債券」だ。
債券の仕組みは、「貸したお金に、約束の日付がつく。」の回で書いた。
世界の借金が、経済に迫る。
世界の政府の借金は、GDPの94%弱になった。
世界の政府の借金の、世界のGDPに対する割合(2025年、IMF)
2029年に100%に達する見込み。
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IMFの見通し
国際通貨基金(IMF)は2026年4月、世界の政府の借金が2025年にGDPの94%弱まで増え、2029年には100%に達する見込みだと発表した。前の年の見通しより1年早い[1]。
大きな経済が、積み上げている。
借金を押し上げているのは、主に大きな経済だ。
利払いが、ほかの支出を押す。
借金が増えると、利払いも増える。
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暮らしとのつながり
借金が増え、金利が上がると、国が毎年払う利息も増える[1]。利息に回すお金が増えれば、ほかの支出に回せるお金は減りうる。
国の借金は、税金、公共の仕事、金利を通じて、私たちの暮らしとつながっている。
国の財布を読む、目盛り。
国の借金を読むための目盛りを置いておく。
次の問い
NEXT QUESTION貸したお金に、約束の日付がつく。NEXT QUESTIONお金の、いちばん奥の蛇口。FIELD NOTESの表紙棚を見る →この記事で言えないこと
- 国ごとの借金の大きさ。IMFのデータで国ごとに確かめられる。
- 借金の良し悪しの判断。国の状況で大きく違う。