FINBRIDGEFIELD NOTES
明日のレートを、今日決めておく。揺れる波の上に、まっすぐな一本の線が引かれた図。Q.28

為替ヘッジって何?

明日のレートを、今日決めておく。

外国のお金で持つ資産は、為替が動くだけで価値が変わる。その揺れを抑えるために、先のレートを今のうちに決めておく。守りには費用もかかる。

30秒要約

中身は同じでも、値段が動く。

外国の通貨で持つ資産は、為替だけで価値が変わる。

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為替の揺れ

たとえばドルで持つ資産は、中身の値段が変わらなくても、ドルと自分の通貨の交換レートが動けば、自分の通貨で見た価値が変わる。

先のレートを、今決める。

先渡しの取引は、将来の交換レートを今のうちに決める。

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先渡しと為替スワップ

将来のある日に、決めておいたレートで通貨を交換する約束が「先渡し(アウトライト・フォワード)」だ。今交換して、あとで逆向きに交換し直す「為替スワップ」もある。

国際決済銀行(BIS)の2025年の調査では、為替スワップが1日4兆ドルで最も多く取引され、全体の42%を占めた[1]。

2025年4月、先渡しが増えた。

ドル安に備えて、ヘッジを急いだ投資家が多かった。

19%

世界の為替取引に占める、先渡しの割合(2025年4月)

2022年は15%。1日あたり1.8兆ドル。

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調査の結果

BISによると、2025年4月の先渡しの取引は1日1.8兆ドルで、世界の為替取引の19%を占めた(2022年は15%)[1]。

ドルが下がる中で、ドルの資産を持つ機関投資家などが、先渡しでドルを売って損を抑えようとしたことが、取引を押し上げた[1][2]。

守りにも、値段がある。

ヘッジには費用がかかり、為替が有利に動いたときの益も手放す。

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費用と引き換え

BISの報告は、それまでの金融の引き締めでヘッジの費用が高く、投資家の多くがヘッジを少なめにしていたと書いている[2]。

ヘッジは揺れを抑えるが、費用がかかり、為替が有利に動いたときの益も小さくなる。守りと引き換えに何を手放すかを見る。

揺れを読む、目盛り。

為替ヘッジを読むための目盛りを置いておく。

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通貨の違い

持っている資産が、どの通貨で値段がついているか。

ヘッジの有無

その資産や商品が、為替の揺れを抑えているか[1]。

ヘッジの費用

抑えるために、どれだけの費用がかかっているか[2]。

これは助言ではない

この記事は為替ヘッジの仕組みを説明するもので、特定の商品や取引を勧めるものではない。

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出典