FINBRIDGEFIELD NOTES
金庫は、ひとつとは限らない。丸い扉のついた、重たい金庫。Q.13

預けたお金は、どう守られる?

金庫は、ひとつとは限らない。

銀行の預金を守る仕組みと、投資の口座を守る仕組みは別のもの。守られる範囲と、守られないものを、国をまたいで見る。

30秒要約

守りは、何枚も重なっている。

預金の保険、投資の口座の保護、分けて持つルール。守りは一枚ではない。

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二つの金庫

銀行に預けたお金を守る「預金保険」と、証券会社などに預けたお金を守る「投資家の保護」は、別の仕組みだ。

米国の預金保険(FDIC)は、株、債券、投資信託、暗号資産を対象にしていない[1]。どのお金が、どの仕組みの対象かを分けて見る。

世界に、107の預金保険機関。

預金保険は多くの国にあり、上限は国ごとに違う。

107

国際預金保険協会(IADI)の会員の預金保険機関の数(2025年12月)

115の国・地域。会員でない制度もある。

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国際的な集まり

国際預金保険協会(IADI)には、115の国・地域から107の預金保険機関が会員として加わっている(2025年12月)[2]。

上限の例

米国は預金者ごと・銀行ごとに25万ドル[1]、ユーロ圏などEUは10万ユーロ[3]、英国は12万ポンド[4]、豪州は25万豪ドル[5]、シンガポールは10万シンガポールドル[6]、インドは50万ルピー[7]、南アフリカは10万ランド[8]、ブラジルは25万レアル[9]。

通貨も数え方も違うので、どの国が手厚いかを一列に並べて比べることはしない。

守るのは、値下がりではない。

投資の口座の保護は、会社が破綻したときのためのもの。相場の損は守らない。

$500,000

米国のSIPCが守る上限(うち現金は25万ドル)

証券の値下がりの損は守らない。

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投資の口座

米国の証券投資者保護公社(SIPC)の保護の上限は50万ドルで、そのうち現金は25万ドルまで[10]。

SIPCは、証券の値下がりを守らないと明記している[10]。守られるのは、会社が破綻して預けた証券やお金が戻らないときの一部で、投資の結果の損ではない。

分けて持つ、というルール。

客のお金は、会社のお金と分けて持つ。それも守りの一つだ。

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分別管理

英国のルールは、会社が客のお金を受け取ったら、会社自身のお金と分けて持つよう求めている。会社が破綻したとき、客のお金と、ほかの債権者の取り分をはっきり分けるためだ[11]。

分けて持つことは大切な守りだが、どこまで守られるかは国のルールと会社で変わる。

預ける前に見る、目盛り。

守りの範囲を読むための目盛りを置いておく。

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どの仕組みか

預けるお金が、預金保険と投資家の保護の、どちらの対象か[1][10]。

上限の額

住む国の仕組みの上限はいくらで、何ごとに数えるか[2]。

分けて持つか

会社が、客のお金を自社のお金と分けて持っているか[11]。

これは助言ではない

この記事は預けたお金を守る仕組みを説明するもので、特定の銀行や会社を勧めたり比べたりするものではない。

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この記事で言えないこと

出典